介護タクシーは高齢者しか使えない?

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こんにちは!ふくタク(@FUKUTAKU2021)です。

介護タクシー事業を開始して思ったこと!

そもそも介護タクシーの存在を知らない人、名前は聞いたことあるけど、実際のところどんなサービスか知らない!という人が結構多いと感じました。

今回は改めて介護タクシーとは何か説明していきたいと思います。

介護(福祉)タクシーとは

高齢者のみではなく障がい者や体の不自由な方が利用していただけるタクシーです。

一番の特徴は、車いすに座ったまま車に乗車できることです。

車いすでなくても、座席に乗り降りする際に不安がある方は運転手が介助をしてくれます。

介護タクシーと福祉タクシーの違い

介護タクシー」は、介護保険を利用してタクシーを利用していただきます。

ですので、ケアマネージャーと事前に計画を立て、ケアプランに落とし込み、書類を作成し本人の同意をもらう。といった作業が必要になってきます。

メリットは介護保険が適用になるので、料金の負担が軽減できることと、介護保険を通しますので何かあったときの安心感はあります。

デメリットとしては利用までに時間がかかることです。計画を立てて→書類を作成して→契約。

といった感じで、一言でいうと「面倒」です。

一方、「福祉タクシー」は介護保険を利用せず、全額自費でタクシーを利用していただきます。

メリットは上記のような書類作成や契約がないので、すぐ呼んですぐ使えることです。

デメリットは全額自己負担です。

全額自己負担とは書いていますが、法外な料金設定ではないので安心してください。

一般のタクシーの運賃と大きな差はありません。

運輸局で定められた料金設定があり、個人で料金を設定することはできない仕組みになっています。

そして、全国にある介護タクシー事業のほとんどが「福祉タクシー」です。

一般的に介護タクシーという名前が広まっているため、介護も福祉も一緒くたになり、

介護タクシーで統一されてしまっているのです。

利用目的

介護保険タクシー

利用目的は「日常生活上または社会生活上必要な行為に伴う外出」に該当するものに限られます。

そのため、仕事や趣味などの目的で、介護保険タクシーのサービスを利用することはできません。

例を挙げると、以下のようになります。

  • 通院(受診、リハビリなど)
  • 本人自身が行く必要のある調整や買い物(補装具・補聴器・メガネなど)
  • 選挙投票、公共機関における日常生活に必要な申請や届け出
  • 預金引き下ろし

福祉タクシー

日常生活で必要なものに限らず、仕事・旅行・ドライブといった趣味嗜好のために利用することもできます。

よくある案件では、買い物やお墓参りなどですね。

つまり、プライベートを楽しむための利用ができるので、使い勝手は非常に良いです。

通院にしか使えないと思っている

利用目的に関しても、介護タクシーと福祉タクシーは一緒くたにされています。

お客様の多くが、通院でしか使えないと思っており、

「お墓参り行きたいけど、どうしよう」と相談されることが多々あります。

すかさず、「お墓参り行きましょうか」と言うと、

「え?いけるの?」とビックリされます。

上記でも説明しましたが、福祉タクシーならokです!

このように、まだまだ福祉タクシーの全てを知っている方は少なく

困っている方がたくさんいるのが現状です。

これから、介護(福祉)タクシー事業者をどんどん増やし、たくさんの方に介護(福祉)タクシーを知ってもらいたいですね。

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プロフィール
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36歳で介護タクシー事業をスタートした元介護職員。開業1年未満で月商50万円を達成。2年目で月商100万円。当ブログでは介護タクシーのノウハウや、副業に関する話を中心に記事にしています。

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コメント

  1. t.o より:

    こんばんは!
    ブログのレイアウトが以前より見やすくなってますね☺️
    関連するお話しにも繋がりやすく勉強になっております。

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