介護施設の施設長は『辛い?』元施設長がぶっちゃけます

ふくタク
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こんにちは!ふくタク(@FUKUTAKU2021)です。

今回は、高齢者施設で施設長をしていた時の色々な経験をお話ししていきたいと思います。

これまでの経緯

私は22歳のとき某法人に入職し、SWとして頑張っておりました。

約5年後、27歳のとき同法人で新規オープンする施設の施設長に抜擢されました。

当時はグループ最年少での施設長就任でした。

自分で言うのも何ですが、若さがありました。

気合だけはありました。

が、気合いだけで上手くいくかというと、そう甘くありません。

オープン当初は苦難の連続でした。

一番きつかったのは、職員による職員へのいじめでした。

本人に聞こえるように悪口を言ったり、制服を隠したり等、本当に色々ありました。

その人が原因で10人は辞めたと思います。

私自身何もしなかったのかというと、もちろんそんなわけではありません。

あの手この手で戦い続けました。

時には威嚇したり、逆に役職をつけてみたり、

話をした数週間は落ち着くのですが、時間が経てばまた同じことの繰り返し。

結果何一つ変わりませんでした。

私の努力不足だと言われるとそれまでですが、私なりにかなり努力しましたし、相当メンタルはやられていました。

一年頑張ってみましたが、

会社からもクビにはできない(クビにするとお金やら何やら払わないといけない)と言われ続けました。

私も限界でした。

上司に辞表を持っていき、あの人を辞めさすことができないのであれば、私が退職します。と

それを聞いて会社も判断してくれ、ようやく動くことができました。

かくかくしかじか、何とかその人を無事に退職まで持っていくことができました。

それからは、「今からがスタート」と気持ちを切り替え、また頑張ることを決めました。

順調に離職率も改善し、職場の雰囲気も少しずつ良くなっていきました。

個人的な見解ですが、この一件で感じたことは、

「人は簡単に変わらない」

長い時間をかけて指導することも大事ですが、それは相手によります。

こういう場合は早期に判断してスパッと終わらせる方が良いと思いました。

まあ、後から思うとこの苦難が自分を強くしてくれたと思いますし、

大抵のことでは驚かなくなりました。

なんだかんだ、日の目を見るようになってきたのは三年目くらいかなと思います。

「石の上にも三年」と言いますから、最低でもこれくらいはかかるということですね。

その後は売上も伸び、職員とも良い雰囲気で笑いの絶えない職場となりました。

具体的に何が変わったのか」と改めて考えたとき、

今までは、

・自分がどうにかしないといけない

・頼れるのは自分だけだ

という考えで仕事をしておりました。

良く言えば、「責任感が強い

毎日肩に力が入っていました。

でも三年目くらいから、自分の右腕的な存在の人がいてくれました。

仕事の相談はもちろん、時には盾になってくれたりもしました。

何でも背負い込まず、気持ちが楽になったことを覚えています。

肩の力を抜いて、一歩引いて物事をみることの大切さを感じました。

叶うなら、自分以外にもう一人同じベクトルを向いている人がいると全然違いますよ。

給料

ぶっちゃけココが一番気になりますよね。

私が働いていた所は、24時間体制ではなく夜勤がない施設でした。

それもあってか、給料はそんなに良くなかったと思います。

サラリーマンの平均年収くらいでした。

え!?施設長なのに!?

はい。そうです。

介護施設も色々ありますから、24時間体制の入居施設であればもっと高いかと思います。

ですがやはり、介護保険ベースのお仕事です。

平均的に賃金が安い業界です。

施設長だけがずば抜けて高いかと言うと、それはちょっと難しいです。

あくまで個人的な見解ですし、お給料が高い所はいくらでもあると思いますので、

あまり鵜呑みにはしないで下さいね。

お金より価値があるもの

仕事をする上で給料面は非常に重要な部分です。

ですが、高いお給料が欲しいという理由だけで、施設長になるのはおススメしません

先ほども述べたように、めちゃめちゃ高いわけでもなく、

収益、人事関係はもちろん、時には現場(介護業務)もしなければいけません。

あと営業も。要するに全部できないといけません。

ただお金が欲しいだけなら、別の業界で頑張ることをおススメします。

ですが、スキルアップの為に、挑戦したいという方にはおススメします。

毎日、目の前の仕事をこなしているだけで自然と知識が身に付きます。

私なりにやって良かったと思った最大のポイントは、ネットワークが広がったことです。

施設長のポジションにもなると、嫌でも外部との連携が必要になってきます。

時には行政関係者と仕事をすることもあります。

会社を退職して、現在は介護タクシー事業をしておりますが、このときのネットワークが本当に役に立っており、開業月から収益を上げれたのも、このおかげかと思います。

裏を返せば、またいつどこでその人と仕事をする関係になるかわかりません。

感情的にならず、丁寧な対応をすることを心掛けて下さい。

人材不足による負のスパイラル

約8年間、施設長をしておりましたが、常に人材不足には悩まされました。

「求人をかけても人が来ない」

数十万払って、某有名求人会社に求人をかけても、応募者ゼロ。

リアルな実態です。

ですので、既存のスタッフに辞められては大変困ります。

すごくわかりやすく言うと、施設長が社員に「ごまをする」

立場が逆転してしまっているのです。

少し大げさな表現にはなりましたが、

「言いたいことが言えない」

強いことは言えないというマインドにはなっていました。

おかしなことをしている→辞められたら困るので注意できない→職場環境悪化→まともな人が辞める

冒頭に述べたような「いじめ」をしているケースは問答無用で切り捨てますが、

注意するかしないか微妙な感じの過ちは、上記なようなスパイラルに陥っている施設は多いのではないでしょうか。

介護職不足が、質の低下を招いていると言っても過言ではないでしょう。

最後に

結論的に、施設長やって良かった?

これには、はいです。

色々辛い経験をさせてはもらいましたが、

良いも悪いも、「経験」です。

これってやらないとわからないですよね。

やったからこそわかることなんです。

成功も失敗もやらないことには始まらない。

今、目の前にチャンスが転がっているのであれば、見て見ぬふりせず、つかみ取りにいってください。

経験に勝るものはなし!

と私は思います。

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