こんにちは!ふくタク(@FUKUTAKU2021)です。
気温があがりだんだん暑くなってきましたね。
暑くなってきたからではないですが、
介護タクシーを開業し、実際にあった「恐怖」の体験を話していきます。
部屋
初めて電話したんですけど、病院までの送迎をお願いしたくて・・・
お電話ありがとうございます。もちろん大丈夫ですよ!では〇月〇日お伺いします。
と我々は、電話でお客様とやり取りし、実際にお会いするのは車に乗って頂くときが初めてです。
何となく電話の声の雰囲気でお客様を想像しながら、当日を迎えます。
来る日意気揚々とお客様の元へ。
インタホーンを鳴らし、扉をガチャっ!
まさにこんな感じです・・・。
カビやら食べ物の腐ったような臭いが鼻をつきます。
このようなパターンの方は、独居の方が多いです。
コンマ1秒固まりましたが、私も関わった以上は見て見ぬふりはできません。
本人に話をしますし、時には行政にも相談します。
一人暮らしで介護保険などのサービスを利用しておらず、頼るところがない方でこのようなパターンになっている方もいらっしゃるかと思います。
ゴミだけではありませんが、何かに困っている方を他のサービスにつなげることで解決できれば、
素晴らしいことだと私は考えております。
余計な仕事といえば余計な仕事ですが、この余計な仕事をどこまでできるかで事業の将来は変わると思います。
動かない
ピンポーン!お迎えにあがりました!
主人が全然動かないんですけど、車いすへの移乗手伝ってもらえませんか?
もちろん大丈夫ですよ!
扉をガチャっ!
写真のような感じで、男性が椅子に座ったまま話しかけてもピクリとも動かず目も全然動きません。
口元に耳を近づけると息をしていません!
これはヤバい!と思い、奥様にすぐ119番を促しました。
救急隊が来るまで、必死に心臓マッサージを行いました。
救急隊が到着してからはバトンタッチし、あとは託しました。
大型車の介護タクシー等でAEDなどを積んでいる事業者ですとまた対応が違ったかもしれませんが、
私のような軽自動車で運営している場合は迷わず救急車を呼びましょう!
開業して半年でこのような場面に遭遇するとは思っていなかったので、少し焦りましたが自分なりに冷静に対応できたかと思います。
まさかの
介護タクシーのお客様は車椅子ばかりではなく、歩行をされる方も利用します。
乗降時はお手伝いしますが、車を降りてからはお一人でスタスタと行かれる方もいます。
あきらかに歩行が不安定な方は、建物ドア付近まで一緒にいくことが多いのですが、比較的歩行が安定されている方は、「ここで大丈夫ですよ」とお客様の方から、介助を拒否されることがあります。
ですが、そんな方に限って・・・
ドタッ!!
玄関前で転倒です。
慌てて起こしにいき、どこか打った箇所はないか確認します。
その後、家族や関係者に連絡をいれ、対処します。
幸い、私のケースは怪我なく事なきを得ましたが、目の前で転倒されるとまぁまぁ焦ります。
スタスタと歩行される方が、過信していまい転倒するケースは意外と少なくないと思います。
ですので、何かあったときの為に賠償責任保険への加入はおススメします。
全国で発生している介助中の事故で、介助者(事業者)が多額の賠償金を支払ったというケースを聞いたことがあります。
自動車保険だけではなくオプションで賠償責任を付けるか、または別で加入することをおススメします。
最後に
タイトルは少し夏の風物詩のような感じのタイトルをつけましたが、
この記事の内容は実際にあった恐かった(パニック)話です。
個人で事業をされている方はこのようなことが起こっても自身で冷静に対応しなければいけません。
会社でしたら助けてくれる人がたくさんいますが、個人事業主だとそういうわけにはいきません。
この辺りはデメリットかもしれません。
ですが、最初はパニックになっても一度経験すると二度目はビックリするくらい落ち着いて行動できます。
肌で感じて経験することがいかに大事かわかります。
とはいえ最初からパニックにならないことに越したことはないので、
この記事を参考にして、しっかり備えておきましょう。
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コメント
開業半年で結構すごい体験をされてますね😅
雇われている時と違い全ての対応を自分自身でしなければいけないのは大変ですね。
色々なことを経験させて頂き、毎日勉強になります(^^)/