こんにちは！ふくタク（＠FUKUTAKU2021）です。
3月の売上報告記事なかなか好評でしたね！
2台体制で売上が大幅にUPしたので、インパクト大でしたね。
てことで、もう少し具体的な記事を書いちゃいます！
今回は、どのようにして月商100万円を達成できたのか考察していきたいと思います。
まあ、単純に考えて1台で50万円売り上げた【ふくタク】ですから、増車で×２倍なので100万円。
わかりやすく言ったらそのまんまなのですが、もう少し細かく考察していきます。
強気な配車スケジュール
介護タクシーのお客様は病院への通院送迎に利用される方が、ほとんどです。
ですので、「帰りの送迎もお願い」と、往復対応になることが多いのです。
行き帰りなので運賃が2倍になりありがたいのですが、
裏を返せば、帰りのお迎えを気にしないといけなくなるということです。
病院や診察内容にもよりますが、診察終了までだいたい1時間～2時間くらいかかります。
9時に病院へ送り届けた方の診察終了予定時間が10時～11時頃です。
おわかり頂けましたか？【だいたい・予定・頃】かなりアバウトなんです！
これ、1台体制だったら10時～11時の帰りのことを気にしないといけないので、
その時間に新規のお客様のお問い合わせがあっても泣く泣くお断りすることがあるのです。
帰りのお迎えのことを考えてしまうと、強気な配車スケジュールを組むメンタルはなかなか持てません。
これが、2台体制だと「2台車があるのでどちらかで対応すればいける」
となります。
やはりこれが大きかったです。
とりあえず行きの送迎を何とかすれば良いというメンタルになるので、帰りのことは気にせず、
バンバン配車予約を入れます。※加減はありますよ
これにより売上が加速していった記憶があります。
これから介護タクシーを開業しようとお考えの方、スタートから2台体制だと月商100万円までの道のりが予想より短くなります。
GPS管理
GPS等で2台の車の位置をお互い確認できるようにしましょう。
自分のところにお客様から電話があっても、もう1台の方が近いところにいるならばそちらで対応する。
少しでも時間のロスを減らす方が良いです。
2台の連携が非常に重要になってきます。
ですので毎日、前日のシュミレーションは密に行っております。
専属ドライバーではない
帰りは何時になるかわからないし、「帰りの時間までピッタリなタイミングでお迎えにいけるわけがない！」と半分そんな気持ちでやっております。
たしかに、帰りもピッタリのタイミングだと、もうその方の専属ドライバー！？って感じですもんね。
そうなんです。申し訳ないですが、帰りはある程度待っていただく。
専属ドライバーのように診察時間中も近くで待機しているというやり方だと
なかなか月100万円は厳しいと思います。
あくまで【ふくタク】の考えですので、100％真似する必要はないと思います。
下記の記事でも説明しましたが、事前に「帰りは待って頂く」とお伝えしておけば、ほとんどのトラブルは避けられます。
新規の初めて会うお客様にこちらの要望を聞いてもらうのは少し荷が重いですが、リピーターのお客様で信頼関係ができてくると快く要望を聞いてくれます。
ズバリ！お客様のハートをキャッチし、信頼関係が構築されているお客様を増やしていく。
帰りだけでなく、行きの時間も5～10分なら変更してくれる人もいるみたい！
予約時間にさえ間に合えば良いので、少し早くなる分には快く引き受けてくれる方が多いです。
でも5～10分早めただけで何か変わるの？
これが意外と大きな差なんです！
たった5～10分と思いますが、介護タクシーの予約は繁忙期となると分刻みでスケジュールを組みます。
少しの変更で、追加でもう1人の送迎が可能になることは多々あります。
これができるかできないかで今後の事業運営は大きく変わっていきます。
単純に目的地まで送迎したら終わりと考えず、どうすれば信頼関係が築けるかを考えながら、
コミュニケーションを図って下さい。
学習
その信頼関係。どうすれば築けるんですか！？
日々の【学び】しかありません。私のおすすめは読書です。
えー、読書嫌いなんですけどー。
漫画だったら得意です！なんちゃって！
もちろん漫画でＯＫ！漫画からもたくさん学べます！
なんだ！最初から言ってよ！
ちなみにおすすめの漫画はありますか？
私のおすすめは【インベスターZ】です。
【ドラゴン桜】で有名な著者が書いたお金のことを中心に書かれた漫画で、日本の経済の歴史やビジネスマインドがものすごく学べます。
私はたくさんのビジネス書を読みましたが、この【インベスターZ】が一番おもしろく、為になったと実感しております。
書籍からは学べることがたくさんです。富裕層の88％は読書好きというおもしろいデータもあります。
漫画も良いですが、ビジネス書なども活用して是非コミュニケーションに活かして下さい。
私が読んだおすすめの書籍ベスト10です。こちらも良ければ参考に！
目的地に着くまで車内でお客様とお話する機会は多く、その中で知的な言葉を並べることで、
博学多才な人と思ってもらえたら信頼関係がグンっとUPします。
これは介護タクシーだけではなく、どのお仕事にも共通して言えることだと思います。
今はスマホ１つで書籍が手軽に読めます。
この機会に是非読書デビューしましょう。
※お話嫌いな人もいるので、一言二言で返事が返ってこない人には無理やりお話しないように！
もう始まっている
現在開業を悩んでいて、まだ会社で働いている人は必見です。
現在自分の周りにいる人たちとは、またいつどこでその人と仕事をする関係になるかわかりません。
特に取引先の方とは良い関係を築けるよう意識して接して下さい。
自分と意見が合わなくても感情的にならず、お互い様と思い謙虚に接しましょう。
これは私の経験談ですが、会社員時代の時からとにかく色々な人と関わり、
ネットワークを作るということを意識しておりました。
困った時に助けてくれますからね。
とにかくどんな人にも謙虚に接してきました。
というか単純に人が好きだったのかもしれません。
そのやってきたことが上手く傾き、開業時にたくさんのお問い合わせをいただきました。
結果論ではありますが、当時謙虚な言動行動をとった昔の自分を褒めてあげたいです。
ですので、現在開業を考えている方、
もう始まっていますよ。
プレッシャーを与えないで下さいよ！
焦らせちゃいましたね。ごめんなさい。
まあ、でもふくタクさんの言う通り、わざわざ敵を増やす必要はないですよね。
毎日ペコペコ頭を下げて、自分ばっかで損してない？と思っちゃいますが、腐ってはダメ！
必ず役に立つときがきます！
安売りはしない
特に介護職経験者ならやってしまいがちな『料金（運賃）を安くしてしまう』です。
介護保険の中でずっと働いていると、料金（収益）の感覚がだんだんわからなくなってきます。
ご利用者様からは請求の1割だけ頂きますからね。
そうなんです！
５０００円のサービス提供をしてもご利用者様からは５００円しか頂かないんですよ。
安くて当たり前！みたいな感覚ですよね。
私自身片道５０００円くらいの運賃を初めて頂くとき少し抵抗がありました。
え！１割じゃないの！？とか言われそうですね。
しかし絶対ダメです！自ら価値を下げるようなことは決してしてはいけません
それに、開業前に運輸局へ決められた料金（運賃）の許可書を提出しているので、
勝手な値引きはできません。
〇〇円以上の価値（サービス）を提供していると自信を持って業務に励んで下さい。
ですが、介護タクシーと福祉タクシーの違いを理解されていない方もいらっしゃるので、事前に料金の説明はしておきましょう！
事前にきっちり説明していれば、お互い納得ですからね！
ホームページやSNSに力を入れなくても大丈夫
スマホやパソコンの普及が進む昨今、嫌でも自社のホームページのことを考えますよね。
自力で作成しようと意気込んでも全然できない！カッコよくない！
ついつい高額な料金を支払いホームページを外注しているところは多いと思います。
もちろんそれがダメとは言っていません。
ですが、開業資金に余裕がない方は無理にホームページを作成する必要はありません。
私自身ホームページは無料の趣味で作成した昔のブログみたいなホームページです・・・。
それでも月商１００万円達成しました。
結論から申しますとホームページからの配車依頼はほとんどないということです。
今後はどうなるかわかりませんので、作成しておいて損はないと思いますが、
ホームページの作成に全集中する必要はないということです。
なんとなく察して頂けたかと思いますが、ご利用者のほとんどが高齢者です。
ホームページをみるという習慣がない方です。
ケアマネージャーや友人から介護タクシーの情報を聞いてご利用する方がほとんどです。
とはいえ、最初から口コミで広がるほど世の中甘くありませんので、営業活動は必須です。
開業時はホームページよりチラシに経費をかける方が得策かと思われます。
自分も楽しむ
私は元々高齢者と接することが大好きな人間です。
どちらかと言うと車の運転はそんなに得意じゃないですが、
狭い車の中でお話しするあの空間が大好きです。
車内って不思議とコミュニケーションが弾みませんか？
普段話さない人でも結構色々話してくれたりします。
これ本当に嘘じゃないんですけど、
介護タクシーのお仕事がむちゃくちゃ楽しいんです。
楽しんでいる人のところには楽しんでいる人が集まるのか？
と言わんばかりに、私のお客様はほんと気の合う方ばかりです。
やっぱり自分も楽しんで、それが仕事になる！のが一番です。
規模拡大
冒頭でもお話ししましたが、１人である程度マネタイズできるようになれば、
あとは【増やしていく】
単純ですが、これが全てです。
１人で月商５０万円なら２人で月商１００万円３人で月商１５０万円１０人で月商５００万円etc。
これからさらに高齢化が進んでいきます。
介護タクシーの需要はこれから右肩上がりだと思います。
思い描いているビジョンが現実になる可能性は高いと思います。
最後に
ここまでいろいろお話してきましたが、
最後に一番重要なことをお伝えします。
【困っている人を助ける】
強気な配車スケジュールも専属ドライバーでもないのは、たくさんの困っている人を助けたいという思いからです。
そう、２台体制になったのもその理由です。
売上の目標を掲げることは大切ですが最初は利益のことはあまり考えず、
とにかく目の前で困っている人を助けて下さい。
もちろん同業者も含まれます。
とにかく目の前の困りごとを解決することで、
後から利益は自然とついてきます。
綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、起業して成功している人達の大半はこの考えです。
色々考えすぎて行き詰ったら、この記事を参考にしてシンプルに考えて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
余談ですが、Amazonで書籍を2冊出版しております。
良ければこちらも参考にして下さい。
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